先日ご一緒した朗読家の春日玲さん
春日さんとの出会いは、”二十歳の原点”。
ちいさな古書店で見つけたこのチラシの裏に刻まれていた文章を読んだとき、まっすぐな衝撃を受けました。
― 私は慣らされる人間ではなく、創造する人間になりたい。
「高野悦子」自身になりたい。
テレビ、新聞、週刊誌、雑誌、あらゆるものが慣らされる人間ににしようとする。
私は、自分の意思で決定したことをやり、あらゆるものにぶつかって必死にもがき、
歌をうたい、下手でも絵をかき、
泣いたり、笑ったり、悲しんだりすることの出来る人間になりたい。―
高野悦子 「二十歳の原点」より
二十歳の原点は春日さんが15年以上も続けられている作品。
毎年6月に中央線沿いの喫茶店で行われています。