あたらしい日

雪の降るなか

今日は東京の片隅、私の育ったちいさな町で

修復ピアノコンサート。

朗読家の春日玲さんにお願いして、それぞれの曲の前に

ひとつ、詩を読んでもらい、

この最後の冬のときを、音と言葉で紡ぎました。

冬らしい曲を1曲演奏したいなと思って選んだ

ドビュッシーの ” 雪が踊っている ”

それに合わせて降ってくれたかのようなやわらかい雪。

きょうの雪と、ことばと音と、その空間を刻んだ時間が

聴いてくれひとの心に、そっと残りますように